2024.11.23

ワークショップ薫物「菊花」

近日予定

薫物(たきもの)とは

日本古来の芳香剤である「薫物(たきもの)」は、日本の香文化の重要な一部です。これは沈香や丁子などの香料を調合したもので、形は丸薬状や散薬状などさまざまです。元は古代王朝で行われていたものが奈良時代までに日本に伝わり、日本独自のレシピが生まれ、平安時代以降の上層社会に普及したと考えられています。このワークショップでは、この伝統的な香りの文化を体験し、自分だけの薫物を作ることができます。

概要

平安時代の調合法を参考に、「菊花」の練香を作るワークショップです。
(「菊花」は長生きの効能があると言われていたそうです)

特徴

  • 材料: 高知大学・中野道治研究室で栽培・研究されている野生菊を使用
  • 解説: 高知大学農林海洋科学部 中野先生による野生菊の解説付き
  • 資料: 配布レジュメ、薫物「菊花」解説動画 
    「薫集類抄の研究一附・薫物資料集成」の著者、 田中圭子氏(佐賀大学地域学歴史文化研究センター特命研究員)作成の資料を使用

開催詳細

  • 日時: 2024年11月23日(土・祝)13:30 〜 15:00
  • 会場: フローラルホール
  • 参加費: 3,000円(税込)
  • 定員: 20名(先着順)
  • 申込締切: 2024年11月20日(水)

参加者持ち物

  • エプロン
  • お手拭き
  • 筆記用具
  • (オプション)お好みの植物などの粉末1種
    オリジナルの香りに挑戦したい方は、お好きな粉末(人体に無害な食用の植物など)を1種ご持参ください。例:植物の葉、柑橘の種・皮、銀杏など
    注意:水分を含むとカビやすいため、乾燥させてから粉末にすること

申込方法

事前登録制です。こちらから申し込みください。

その他

  • 完成した練香は当日お持ち帰りいただけます。
  • このワークショップは、中芸のゆずと森林鉄道日本遺産協会主催イベント「ゆずFeS.」のプログラムの1つです。

詳細情報

案内人

ひがしこうち香酸柑橘類研究所

開催日 2024年11月23日(土・祝)