2025.03.08 ⇔ 2025.04.12
牧野富太郎とクロード・モネ 所縁の植物美「押し花アーティスト杉野宣雄展」
開催中
~高知県立牧野植物園×北川村「モネの庭」マルモッタン合同企画~
牧野富太郎とクロード・モネ 所縁の植物美「押し花アーティスト杉野宣雄展」
植物の美しさを留めた世界がここにある
植物が持つ自然の美しさを追求し続ける世界的な押し花アーティスト・杉野宣雄氏の作品展を開催いたします。
杉野氏は令和5年と6年の春、当園で植物を採集し、押し花作品を制作されました。特に青い睡蓮を用いた作品「慶花」は、植物の美しさや神秘が伝わる見事な作品です。
このたび牧野植物園との共催企画として、両園へ寄贈された押し花作品を展示する運びとなりました。2度の会期にわたり、両園でそれぞれ異なる作品の数々をご覧いただけます。
世界で活躍される杉野氏の作品はメディアでも紹介されており、高い注目と人気を集めています。大変貴重なこの機会、ぜひじっくりとご鑑賞ください。
押し花アーティスト 杉野宣雄展
【開催概要】
会期:2025年3月8日(土)~4月12日(土)
会場:フローラルホール
※牧野植物園では2月15日(土)~24日(月祝)に開催
※観覧は無料(別途入園料必要)です。
≪協力≫ 花と緑の研究所、美色・押花 縁の会
◆《同時開催》
「美色・押し花 縁の会作品展」
高知県で活躍する押し花グループの作品展を開催
「縁の会 押し花体験教室」
日時:3月9日(日)、16日(日)、30日(日)、4月6日(日) 11:00~15:00
会場:フローラルホール
内容:土佐和紙&押し花栞づくり、押し花ボールペン
料金:500円
■杉野宣雄(プロフィール)
1966年、福岡県大牟田市生まれ。横浜市在住。
植物が持つ自然の美しさを追求し続ける、世界的な押し花アーティスト。
生花を自然の色のまま美しい押し花に加工する技術、その美しい色を長く保存できる技術など、多数の特許技術を開発。さらに、押し花の立体版ともいえる自然色のドライフラワー「レカンフラワー」など、多様な花のアートを生み出している。
1998年、アメリカ最大の花の祭典「フィラデルフィアフラワーショー」の押し花コンテストで、日本人初のグランプリを受賞。押し花作家の国際交流組織「世界押花芸術協会」の設立をはじめ、全国各地で押し花インストラクターを育成し、押し花を芸術として高め、文化として普及させるために尽力している。
結婚式のブライダルブーケを押し花アートに加工して、一生の記念として残せるアフターブーケ商品を「メイプル・ノブ」ブランドでプロデュースし、人気を博している。
2021年の東京オリンピック・パラリンピックでは、開会式旗手でレスリング金メダルの須﨑優衣選手や、車いすテニス金メダルで国民栄誉賞の国枝慎吾選手など、多くのメダリストのビクトリーブーケを押し花アートにしてプレゼントし、話題を呼ぶ。
2023年のNHKの連続テレビ小説「らんまん」に登場した押し花の制作に協力し、注目を集める。NHK「趣味の園芸」オープニング動画、作家・内田康夫氏「浅見光彦シリーズ」書籍表紙、ミュージシャン・ゆずCDジャケット等への作品提供など、活動は多彩。
近年は、販売部数No.1雑誌「ハルメク」と協力し、全国でワークショップや講座を展開、新たな押し花愛好者の輪を広げている。
作品集「Naturally」「Window」「BOTANICAL MESSAGE」「MEMORY COLLAGE」「INTERIOR」「FLOWER」、詩集「FEELINGS」(以上、花と緑の研究所刊)、絵本「しっぽ」(C・W・ニコル氏と共著。アートデイズ刊)など著書多数。
一般社団法人世界押花芸術協会会長、英国押花クラフトギルド名誉会員。
開催日 | 2025年3月8日(土)〜4月12日(土) |
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開催時間 | 9:00~17:00(*最終入場16:30) |
入場料 | 無料 |
会場 | フローラルホール(北川村「モネの庭」マルモッタン 内) |